2015年4月19日日曜日

メッセージを寸劇にして区内を廻ります!

選挙期間中、わたしは以下のような自分の伝えたいメッセージを寸劇にして区内を廻ります。
怪力役者「新大久保鷹」と一緒にみなさんの前に行きます。

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「平和憲法維持」

 少年:将来、僕は戦争に行くのかな。
  母:そんなあ、こたあないよ、咲ちゃん。だって日本は戦争放棄しているんだよ。
 少年:そうかなあ、武器を輸出しているってことは、戦争に参加していることでしょ。
  母:あたしが大学の時は自衛隊は違憲だって論争していた。今、自衛隊の存在は当りまえ、集団的自衛権という建前で若者たちを戦地に送り出そうとしている。憲法っていったいなんなんだろう。国が約束を守れないなら、母さんが自力でお前を守るしかない。かあさんはお前を戦争になんかいかせない。
 少年:おかあさんの気持ちは分かるけど、国が行けって言ったらどうするの?
  母:だから、おまえ、今こそ戦争反対の意見を言うんだよ。
 少年:どうやって?
  母:どうしようか、まずは選挙に行くことだね。
 少年:選挙かあ、俺の一票でどうにもならないよ。
  母:あたしもずーっとそう思っていた。でも今、そう思っていた人たちがみんなで立ち上がれば重い石も動かせる。
母少年:行こう!自分の一票!

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「幅広い教育」

 少年:お母さん、近所の八百屋、店閉めたよ。
  母:えっ!あの高橋屋かい? 困るよ、あのおじちゃんから安い野菜や果物買っているんだよ。
 少年:お母さんだって、スーパーに行ったり、コンビニで買い物しているじゃないか。
  母:そりゃあ、ね。
 少年:値段が安い方へみんな行く。お金ってなんだろう。
  母:お金がなければ、学校に行けない、塾にも行けない。咲ちゃん、お前頑張って大学は卒業しておくれ。
 少年:お母さん、お父さんが死んでから働きぱっなしだよね。中学卒業したとき、就職したかった。ぼくはそんなに学校の勉強好きではなかったし。でもおかあさんはそうして大学出なければまともな就職はできないと言った。
  母:今の世の中そうだろ。
 少年:ぼくは、中学卒業してすぐに、大工や左官、レストラン、庭師、料理人に就職できてたら、今ではすごいプロになっていたかもしれない。
  母:でもそんな就職先あたしは知らなかったからね。
 少年:そういうことを教えてくれるのが教育ってことじゃないなのか。
  母:だって、日本は学歴社会だから。
 少年:学歴社会なんて嘘さ! 一流大学を卒業した人たちだって、正社員になってないよ。もっと僕は小学校・中学校でいろいろな仕事があるって教えてもらいたかっただけだよ。

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「ワーキングプア対策」

 少年:お母さん、やっと受かったよ。役所の非常勤職員。
  母:よかったね、すごいよ、咲ちゃん。これで立派な公務員だよ。今日は赤飯炊いてお祝いだ。
 少年:.........ぼくは言えなかった。非常勤職員はボーナスもない、昇給もしない、三年たったら雇用が切られるかもしれない。非常勤職員から正職員になる道などない。ぼくはこれからも就職活動を続けなければならない。そして再更新してもらえるかいつも不安に駆られるのだ。
  母:.........あの子がぐれたとき、あたしは死のうと思った。あんなにかわいく大切に育てたつもりだったのに、なにが不満だったのか。わが子を不良にしたい親なんていない。
 少年:.........お母さんは、どんなに一生懸命働いても、余裕などなかった。それでもなんとか大学にまで行かせてもらえた。でも大学に入ってもぼくはアルバイトばかりやっていて、勉強する時間がろくになかった。ぼくだけではない、地方から出てきている学生のほとんどが、生活費を稼ぐためにバイトをしている。せっかく大学に入ったのだから勉強をしたいが、バイトをしないと生活できない。いったい大学とはなんだろう? なんで教育にお金が掛かるのだろう?

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「藝術オリンピック」

 少年:オリンピックって本当にやるのかな?
  母:オリンピックをやれば景気が潤うって世間様は言ってるよ。
 少年:日本は問題山積みだよ。
  母:お金、お金の世の中になっちまったね。
 少年:母さんたちは、でも一番いい時代を生きたんだよ。
  母:いつの世の中でも貧乏にはいる、そして金持ちもいる。上をみても下をみてもしょうがない。前を向いていくしかないよ。
 少年:おれさ、スポーツ苦手だし、あんまりオリンピックは興味ないなあ。
  母:お前、オリンピックはスポーツだけじゃないよ、藝術オリンピックもあるんだよ。
 少年:そんなことだれも知らないよ。
  母:ミュンヘン・オリンピックでは同時に藝術オリンピックが開催されたんだよ。日本からも寺山修司の天井桟敷が参加したんだよ。海外から多くの芸術家・劇団を呼んで今こそ宗教・国を越えた平和を訴えるときだよ。
 少年:お母さん、たまにはいいこと言うね。
  母:大学のキャンパスやお寺や神社を開放して藝術オリンピックをやればいいんだよ。
 少年:お金を使わない藝術オリンピックいいなあ。

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「政治にも想像力と創造力を!」

 少年:お母さん、近所にまた保育園できたよ。
  母:待機児童が多いからね。夫婦共働きじゃないと、生活できないしね。
 少年:でも少子社会なのに、なんか矛盾してない? 保育園できても子ども減るしさ、その建物どうなるんだろ?
  母:コンクリートの瓦礫ね。
 少年:作ればいいってもんじゃねえよな。
  母:そうだよね、あたしは隣の美代ちゃんの赤ん坊うちで預かろうかな。
 少年:近所で預けたりしたらお金もらえる制度があればなあ。
  母:介護だって近所さまの方がヘルパーさんより気安いしね。
 少年:お母さん、保育園におばあさんが入っていくよ。
  母:あれはデイホームだよ。
 少年:ちいちいぱっぱ、とか歌ってたよ。
  母:なんかもっと考えられないかね、デイホームも。フランス映画を観るとか、シャンソンを歌うとかさ。
 少年:そういう指導者がいないよね、どこの場所にもさ。学校にだって藝術なんてないぜ。
  母:イマジネーションとクリエイティビティが必要だよ、咲ちゃん。
 少年:お母さんたまにいいこと言うね。



参加型選挙です!
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